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プラグがかぶる

jnakamura3

皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。


平戸編 season1 episode2 スタートです(笑)


非常にいい喫茶店を後にして、平戸島へ^^♪


生月島編でも紹介した平戸大橋ですが… ちょっと通り過ぎます(笑)


島へ渡らず向かったのは…


さてなんでしょう?(笑)



こちら、長崎県平戸市田平町小手田免19にあります『田平天主堂』です。


国指定重要文化財。


この平戸から佐世保、天草は世界遺産地区。


この天主堂も世界遺産登録に申請していましたが、ユネスコは禁教時代の遺跡を基準としているため、見直しが行われ、結果申請を取り消した歴史があります。


ちなみに現役の教会として機能しており、観光名所とはしていないため、ミサや冠婚葬祭などが執り行われている時は入れません。

また、撮影可能な部分は外側だけで、教会内は一切の撮影は禁止です。


なので、外側だけを…


外から見るステンドグラス(笑)実際中に入ってみると綺麗です^^♪


撮影禁止と言うだけで、通常のなにもしていない時は中に入れます。


入場料などはありませんが、維持管理費の募金箱が置かれています。いかれた際は寄付を。


日本の統治が徳川家から、近代国家を目指した明治政府になると、禁教令の解除が行われ、明治12年に仮の聖堂が建てられ、大正7年に開墾したこの地にこの天主堂が建てられます。


設計者は、太刀洗の今村天主堂と同じ鉄川与助。ゴシック様式というのでしょうかね。カトリックと言えば!的な感じがします(笑)


こちらが正面ですが、老朽化に伴いレンガの剥がれがあるため、立ち入り禁止になってます。


正面の上にある窓ですが…


これは中から見てください。荘厳ですよ~^^


そして、天主堂を立てるときの遺跡があります。


昔はこうやってレンガを組んでいったのか…


見聞を広める楽しさ(^^♪


そして、これがレンガの拡大


より拡大


今の世なら、ホームセンターでセメントを買ってくれば、水と混ぜてすぐ塀が組めますが、昔の人はすごい!


ある意味ロストテクノロジー。


駐車場から教会入り口に行くまでに、案内所がありますので、必ず声をかけて、見学の許可を取ってくださいね。


立ち入り禁止箇所などの説明がありますから。


世界遺産から除外されてはいますが、ちょっと立ち寄って、中からステンドグラスを見てください^^



さてさて、今はほぼ聞かない言葉…


プラグがかぶる…


どういう状態なのか?


昔の車ではよくあったけど、今はない現象。


たまたまそうなった車があったので記事にしてみます。


まず、プラグってなに?(笑)


点検車検時にプラグ交換をおススメする場合がありますが、それはプラグの劣化によるもので、プラグは火花を飛ばすもの。


火花を飛ばすことで、エンジン内でガソリンを燃やす。燃えた力でエンジンが動き車が動くようになる。


なのでプラグがダメだとエンジンが掛からない。


そういう部品です。


これが…


プラグ。正確にはスパークプラグ。すでに被っている状態。


未燃焼のガソリンで湿っていて、煤が着いている。この状態だと火花が飛ばないのでエンジンはかからない。


これを掃除していくんですが、基本的には、こうなってしまうと新品交換がBESTです。


そして、掃除のやり方も、ワイヤブラシで磨くなどする方がおられますが、あれは間違いです。


本当は、碍子のところにパーツクリーナーを吹き付けエアで飛ばすことを繰り返す。


碍子に煤が着いていると、電極から火花が飛ばずに碍子から縁へ向けて細い火花が飛ぶようになってしまい、ガソリンを引火させることが出来なくなる。


ただ、パーツクリーナーでやると時間もかかるし、プラグの劣化具合によっては復活しない…


強制的に復活させる方法がコレ


バーナーであぶります。


プラグから出ているオレンジ色の炎が未燃焼のガソリンが燃えている炎。


電極も碍子も真っ赤になるまで炙って掃除すると…


きちんと綺麗になり、正常な火花が飛ぶようになります。


これはあくまでも応急処置。基本は交換です。


今の車ではほぼ起こりえない現象ですが、それはなぜか?


制御系が複雑怪奇(笑)


エンジンが吸う空気をコントロールするために、エアフローメーター 圧力センサー 吸気温度センサー 水温センサー スロットルポジションセンサー カムポジションセンサー マップセンサー等々、いろんなセンサーからの信号をコンピューターが受け取りそれを元に噴射するガソリンの量と点火タイミングを決めエンジンが掛かるという仕組み…


かなりややこしく面倒くさいことしてます(笑)


一方昔の車は、キャブレターにチョークバルブが付いていて、運転者がチョークバルブを引っ張って流れ込む燃料の量を決める。


アテが外れればかぶってかからない(笑)


90年代になってインジェクションのオートチョークが当たり前になりますが、コンピューターに入る情報は水温センサーがメイン。


水温何度の時に噴射するガソリンの量を決めるだけの単純なもの。


気温が低くかかりずらい時に、運転者はアクセルを足したりしてかけてましたが、これも踏み込む量を間違えると被ってかからない(笑)


今の車は人の勘が不要になった分、一度被ってかからなくなると診断が大変(笑)


コンピューター上にエラーがたくさんはいり、フェイルセーフも入ってしまう(笑)


技術の進歩はいいことですが、その分運転者は考えなくなる。なので、かぶる条件を満たしてしまう環境を作り出してしまったときには、エンジンが掛からなくなる…


と脅してみましょう(笑)


もし、二週間ほど乗らなくてエンジンが掛からない場合は、慌てずただスターターを回してください。


その際はアクセルペダルは踏まないように!


それするとかぶります(笑)


この気温の低い時は一発です(笑)


スパークプラグも定期交換部品です。法定点検や車検点検で劣化が認められれば、交換提案いたします。

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