皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。
すっきり晴れて気持ちの良かった日中ですが、日が傾いてくると冷えますね。
寒暖差にやられないようにしてください。
さて、『タダモノではない…』の回から紹介してきましたこの車、無事に作業終了しました。
普通のヨーロッパと思いきや、それが違うんです。
まず、ホイール
スピードライン製です。
ま、この辺は好みで変更してあるようですね。
錆処理の結果も撮っておけばよかったんですが、すでに塗装済みなのでカット(笑)
メーターはこうなってます。
小さい四連メーターの真ん中にあるブルーのインジケーターは空燃比ランプ。
点灯状態だと混合気の適正と言う事みたいですね。
エンジンフード側を見てみましょう。
よくあるFFベースや横置きではなく、縦置きミッドシップなので、エンジンフードも長いです。
燃料キャップが二つあるのは、この車が後期のSPと言うことですね。
さて、エンジンです。
おや?オリジナルではないですね?
ここでわかる人はかなりのマニア!
そうです、この車は、ヨーロッパエンジニアリングと言う会社が作った『バンクスヨーロッパ』です。
オリジナルは、ルノー製エンジンでアルピーヌA110と同じエンジンなんですが、
こちらに搭載されているのは『ヴォグゾール』
2000㏄で150馬力くらいだったかな。
いいエンジンですね~^^
ケーターハム7にも搭載されている、走りのエンジン。
バンクスヨーロッパは91年ころ作られています。
どこまでオリジナルなのか、どこまで改装されているのか、資料がないため不明です。
当然キャブレターではありません。四連スロットルになってます。
走ってみると素直なレスポンスで、吸気音が気持ちいいです。
メカが好きで、整備士の道を歩んでいますが、こんな車に出会えるとは夢にも思いませんでした。
シートに座って、『スタビライザーが!』とか叫んでみたいものです(笑)
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