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jnakamura3

ATF交換

皆さんこんにちわ。いかがお過ごしでしょうか。


ヒゴタイ という植物をご存じでしょうか?


キク科の植物で、朝鮮半島南部と西日本の一部でしか見られない植物。


あざみに似ています^^


こんなお花です。


ここは熊本県阿蘇郡産山村にあります『ヒゴタイ公園』


実は、絶滅危惧種Ⅱ類 VU 


危急の危機があるという状態の植物。それを熊本県では、公園に整備して一万株のヒゴタイを育てています。


種も売ってます。


ハナバチもたくさん飛んできます^^


そんなお花にとある来訪者を待っていたんですが、こちらには来ませんでした^^;


その話はまた次回に(笑)


この公園があることは知っていました。この花が絶滅危惧種であることも知っていました。


が、いままで行ったことがなかった(笑)図鑑などで見ても、見に行こう!となるタイプのお花ではないから(笑)


ちなみに漢字で書くと『平江帯』(貝原益軒)『肥後躰』肥後細川家写生帖


で、今回行ってみたのは、野生で自生するヒゴタイに出会ってしまったから^^♪


その貴重な自生の姿がこちら♪


整備されている公園とは違って、周囲にはライバルたち(笑)しかもススキ(笑)ススキって、足元で悪さしていて、周囲に自分たち以外が暮らせないようにしているんです。その中に♪たくましい♪


これが蕾の状態。毬のよう^^


蕾が開くと


こんな風に♪


蜜や花粉を求めていろんな虫が来ます^^


一番多いのは、アブラムシ^^;


園芸家には嫌われる害虫のアブラムシですが、自然界では非常に重要で、茎から液を吸い、お尻から蜜を出す。


その蜜をもらいにアリが来る。アリは花からも蜜をもらいますが、同時に受粉を助ける。


アブラムシを食料にするテントウムシも集まってきます。


ナナホシテントウムシの成虫と幼虫。


この小さい世界に広がる食物連鎖。地球はこうやって営んでいく。


花が終わり種を育て、その種から次の季節への約束が始まる^^


絶滅危惧種の営みを知ることが出来て感動した日。これがあって、ヒゴタイ公園行くことに。


公園の方はアブラムシなど害虫はつかないように手入れされているので気兼ねなくたのしめますよー^^


本来なら、自然の状態で見てほしいと思いますが、こういう自生を見つけることは困難^^;


ちなみに、こんなところで自生してました^^


後世に伝えたい。生きている地球。



さてさて、ATFってなんでしょう?(笑)



こちらで記事にしているトランスミッションオイルです。ATF DCTというのがそれです。


正確にはオイルではなくフルード。粘度が低くサラサラしている流動液です。


距離走った車で、このオートマチックトランスミッションフルードを交換するのは危険なことなんですよ。


油圧ですべてのギヤを動かすわけですが、その油圧回路が細く入り組んでいる… 汚れの塊が詰まると…


おまけにメーカーは無交換を謳っていて、交換は推奨していない…その実は…


ところが交換できます♪


それではやっていきましょう♪被験車輛はもちろん私のBMW 116iです(笑)


下からの作業なのでまずはリフトアップ♪ アームが長いのがBMWの特徴。よく動く足はタイムが出る(笑)今回はそこじゃないけど、どうしても見てしまう(笑)


トランスミッションのオイルパンはプラスチック製。


まず、入り口のフィラーボルトを外します。綺麗な色のフルードですね。あまり痛んでないような気がしますが、変速ショックが大きかったり、マニュアルモードの反応が遅かったりと不具合はありました(笑)それでもちゃんと走れるってすごい(笑)


ATF交換ですが、このオイルパンの中にフィルターがあって、そのフィルターも交換したい。なのでオイルパン外します。


オイルパンを外して出てくるのが、いわゆるメカトロ。バルブボディです。これもASSYで交換可能です。ただ、コレを交換するなら乗り換えかな?^^;


でも、極限の状態からでもフルード交換だけで復活できる機械です(笑)昔、ホント酷いのを触ったことがある(笑)


そして、オイルパンの中のフィルターは交換することが出来ないので、オイルパン丸ごと交換します。


これが新品で、BMW純正ではなく、このトランスミッションの製造メーカの『ZF』製


オイルの受け側には、


ちらって覗く白いのがフィルター。オイルパン一体。


留めのネジも付属。当然の交換部品ですから。


ネジにはカッパーグリスを塗って、締め付けのトルクが均一になるようにします。


相手がプラスチック製なので、きちんと管理しないとすぐ歪む^^;


交換したそばから漏れる事態になります。


オイルパンを付けたらフルードを入れて、量を調整して完成。


いれたフルードはコレ


アッシュさんのATF FSというグレード。


整備…というか、チューニングの大先輩から、BMWにはアッシュが相性がいいよと教えてもらい、ちょうどサンク福岡ではそれを使っているので、なにか別を取り寄せることなく使用してみました^^


結果は…


静かになりました(笑)ミッションがじゃなく、エンジンが静かになりました。エンジンに要らない負荷がかかっていたんですね。


クリープが力強くなりました。クリープと言うのはオートマチック独特の現象で、アクセルを踏んでいなくても車が動き出す現象。


走りもスムーズになり、変速ショックもなく、いままで5速で登っていた坂が6速で登るようになった。


そして、マニュアルモードの反応が速くなりストレスなく使えるようになりました。


いままでミッションが原因でエンジンにかかっていた負荷がなくなって、排気音が変わったんですよ。


心地いいんです。


なので、マニュアルモードでついつい踏んでしまう^^;


するととある現象が…


燃費が(笑)落ちました(笑)


今までが10.8~11.2km/lくらい(通勤平均)でしたが、フィーリングが気持ちよくなってマニュアルで踏んでしまうので、今は8.9~9.2km/l


普通に乗ってみてどれくらいになるのかデーター取らないといけませんね(笑)


DCTに限らず交換不要と謳われていますが、やはり交換してすっきりするのはいいことです♪


あとは、世間で言われるように壊れてしまうのか?経過観察中です(笑)



※最近はBMWスペシャルショップみたいになってますけど、私の車がBMWというだけで、何でも来い!です(笑)

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